毎週LT登壇を1年続けたら人生が激変した話
崖っぷち未経験エンジニア経営者が毎週LT登壇チャレンジを通じて得た成長と学び、そして人生の変化
毎週LT登壇を1年続けたら人生が激変した話
「崖っぷち未経験エンジニア経営者」として、自分への挑戦で毎週のLT登壇を1年間続けた。この挑戦で起きた変化は、技術力が上がったことよりもずっと大きかった。
正直、最初は「今週も登壇するのか・・・」と泣きそうになっていた。それが今では「LTなしの人生なんて考えられない」というレベルになっているのだから、人間って変わるものだ。
挑戦の背景
ASDという特性との向き合い
大人になってから、ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた。コミュニケーションの難しさは常に人生の課題だった。
起業への道のり
音楽からエンジニアへ、そして起業家への転身。その中で、「誤解のないコミュニケーション」を実現したいという思いが強くなった。
音楽をやっていた僕は、4年前までコードなんて書いたことがなかった。それが今では、会社を経営しながらコードを書いている。人生って分からないものだ。
会社を辞めて半年で、借り入れた資金はあっという間になくなった。起業家向けのイベントやエンジニアの交流会に顔を出しても、ただ参加するだけでは名刺交換の数が増えるだけで、仕事にも人脈にもつながらない。そこで「そうだ、話す側になろう」と思った。
1年間の軌跡
第1四半期:恐怖と向き合う
最初の登壇はエンジニアカフェで開かれていたLTイベントだった。プログラミングスクールの卒業制作で作ったアプリを発表した。資料は拙く、声は上ずり、手は震えていた。それでも5分ほどの発表を終えると、会場から拍手をもらい、「どうやって作ったの?」と声をかけられた。アウトプットにはこんなに手応えがあるのかと思った。
第2四半期:習慣の形成
毎週のLT準備が日常の一部になり、学習のリズムが生まれた。発表の場を先に決めてしまうと、「何かを作らなければならない」という締切の力が働く。
第3四半期:コミュニティとの繋がり
毎週登壇できるイベントを、connpassやpeatix、Discordで、オンラインとオフラインを問わず探し続けた。登壇する場が増えるたびに、コミュニティとの繋がりも広がっていった。
第4四半期:新たな自分への変貌
もはやLTなしでは生きられない体になっていた。完全に人生が狂った瞬間である。
得られた成果
- 知らなかった技術も、締切に追われながら1から学んで形にするようになった。
- 最初は3時間以上かかっていた資料づくりが、要点を絞って30分もあればできるようになった。
- 続けたことが自信になった。
Cor.株式会社のミッションとのつながり
この経験は「AI技術で『誤解のないコミュニケーション』を実現する」という会社のミッションに直結している。
個人的な課題が社会の課題を解決したいという情熱に変わった瞬間だった。「自分が困ってることって、他の人も困ってるんじゃない?」と気づいたとき、起業家としての使命感が芽生えたのだ。
「LTなんて無理だよ・・・」と思っている人も、大丈夫だ。最初はみんなそう思う。
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元トランペット奏者で、28歳でASDと診断された代表・寺田康佑が、楽器メーカーとリクルートの営業を経て、AIの会社Cor.株式会社を立ち上げるまでの話です。言葉だけでは届かないものを、技術で届く形にしようとしている理由を書きました。